JAPAN 2023 STAGE 13 北海道 大会分析

数字で見るJapanプロ大会編

大会全体の所感

2023年11月12日(日)にアクセスサッポロにて開催されたJAPAN 2023 STAGE 13 北海道大会
エントリー数は226人と、前回の岐阜大会(379人)に比べると少ないですが、はるばる北海道まで参戦する選手は皆猛者ぞろいです。
予選からハイレベルな大会となりました。

大会平均スタッツ

特出すべきは予選通過者の平均アベレージ
PPD38.12もさることながMPRは脅威の4.5オーバー

100%スタッツで4.5オーバーなので80%スタッツなら4.75(Rt18)近い数字は打っていることになります。

いかに予選からレベルの高い大会だったかが分かりますね。

大会アベレージ年度アベレージ
JAPN16
PPD41.9241.58
MPR5.35.18
予選通過
PPD38.1236.35
MPR4.594.35
予選敗退
PPD31.7229.97
MPR3.553.3

Japan16

優勝は年間ランキング1位の浅田斉吾選手
決勝戦では年間ランキング2位の後藤智弥選手との頂上決戦

この両者、前回大会のSTAGE12では入れ替え戦で当たり、その時はフルレグの末、後藤智弥選手の見事な144アウトで後藤智弥選手に軍配が上がりました。

今大会では浅田斉吾選手がリベンジを果たした形になります。

ベスト4のファウルクスエドワード選手のMPR6.01も驚異的なアベレージ
前回大会もベスト4まで勝ち進んでおり今年度はSTAGE6からJapan16をキープしていますので、近いうちに自身2度目の優勝もありそうですね。

ここ2大会入れ替え戦まで進むもあと一歩のところJapan16入りを逃していた龍波光彦選手がベスト8入り
予選スタッツはPPD46.19、MPR5.73と凄まじいアベレージ
PPD46.19の場合、701の平均アウト本数は15.17本
ほぼ毎試合5ラウンドアウトということになります。

前回大会で初のJapan16入りを果たした山下竜起選手が今大会もJapan16をキープ
PPD、MPR共に高いアベレージを残していますので今後の活躍にも期待です。

以下、Japan16に残った選手の成績になります。
※.ロビンから参加となった選手については予選順位と予選でのPPD、MPRを括弧書きで載せてます。

順位氏名PPDMPR
1(3)0002
浅田 斉吾
41.81(41.59)5.65(5.25)
20007
後藤 智弥
43.25.36
40033
ファウルクス エドワード
40.756.01
40042
粕谷 晋
42.055.67
80001
有原 竜太
41.15.82
80005
山田 勇樹
44.525.04
80031
正津 貴之
43.254.59
8(36)0014
龍波 光彦
41.63(46.19)4.85(5.73)
160009
小野 恵太
39.864.92
160010
柴田 豊和
43.965.91
160021
西 哲平
42.275.1
160022
藤原 徹也
43.625.45
160038
淋 翔太
36.455.18
160043
ポール リム
42.635.23
160142
山下 竜起
43.965.42
16(37)0049
佐藤 佑太郎
39.67(44.63)4.65(4.64)

ピックアップ選手

本項目では大会結果を見て筆者が気になった選手をピックアップして紹介します。

藤川 拓選手
今大会ベスト32と入れ替え戦まで駒を進めた藤川拓選手
約1年ぶりとなる自身2度目の入れ替え戦は残念ながらポールリム選手に敗れましたが
今年度の予選スタッツはSTAGE1からSTAGE7までMPR4点台中盤をキープしており、今後はJapan16を狙えそうな選手です。

髙橋 葵選手
予選スタッツにて脅威のMPR5.91を記録
今年度は参戦回数4回ながらも平均MPRは4.91と高いアベレージを残しており
是非ともDivision1で見てみたい選手です。

成毛 俊輔選手
Japan初参戦となった2019年度にJapan16入りを果たし期待の若手選手でしたが、ここ数年は思うような結果が出ていなかった選手です。
しかし今大会でPPD36.97、MPR4.77をマーク
残念ながらロビン落ちとなりましたが、2019年度を彷彿とさせるそのスタッツは復活を期待させるものです。

ピックアップロビン

予選からハイレベルな試合となった今大会
その中でも特にハイレベルなロビンをピックアップしました。

BoardS3

Xでも話題になっていた本ロビン
Japan16常連が集うこのロビンはまさに鬼ロビン
ロビン平均PPDは38.25、MPRは4.63
西谷譲二選手がJapan初のロビン落ちを味わう等、波乱のロビンになりました。

予選順位氏名勝ち数負け数レグ差PPDMPR
33鈴木 徹40543.263.91
44浴本 昇吾31442.445.17
50大和久 明彦31439.765.56
128脇 純平13-238.254.72
140西谷 譲二13-341.465.55
204久保田 光雄04-824.412.89

Board2

こちらも平均PPD37.98、平均MPR4.65とかなりハイレベルロビンです。
全勝の選手がいないというのも激戦を物語っています。

予選順位氏名勝ち数負け数レグ差PPDMPR
37佐藤 佑太郎31544.634.64
68高橋 良樹31337.534.79
96藤間 健太22136.465.11
104広瀬 貴久22038.455.54
117鈴木 未来22-139.274.83
190徳田 貴寛04-834.133.78

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