JAPAN Ladies 2023 STAGE 15 大阪 大会分析

数字で見るJapanプロ大会編

大会全体の所感

2023年12月16日(土)にインテックス大阪3号館にて開催されたJAPAN 2023 STAGE 15 大阪大会
エントリー数は193人、前回との手堅い印象とは打って変わって波乱の大会となった印象です。

大会平均スタッツ

Ladies8のアベレージが他大会と比べて低いのが印象的ですね。

Ladies8はJapan16と比べて選手の入れ替わりが少ないイメージですが、トップ選手が調子が悪いということは他の選手にも十分チャンスがあり、ジャイアントキリングが狙える大会だっと感じます。

大会アベレージ年度アベレージ
Ladies8
Rt.13.4814.56
PPD32.3234.13
MPR3.674.02
予選通過
Rt.10.9310.93
PPD27.2827.46
MPR3.23.18
予選敗退
Rt.7.67.5
PPD22.2522.35
MPR2.472.42

Ladies8

優勝は川上真奈選手

人気、実力共に申し分ないスター選手の川上選手ですが、Japan Ladies 2017 STAGE4以来となる優勝を果たしました。

決勝戦で戦った今井琴選手とはほぼ互角のスタッツ
結果は3-0で川上選手の勝利でしたが、どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。

また、川上選手は準決勝で年間ランキング1位の岩田夏海選手に勝利しています。
岩田選手のスタッツはやはりLadies8内でも頭一つ抜けてますが、ここで勝利する川上選手の勝負強さも素晴らしいですね。

佐藤かす美選手はSTAGE5以来となるLadies8入り
STAGE5から今大会までも佐藤選手の予選アベレージ自体は良かったのですがあと一歩のところで勝ちきれずにLadeis8入りを逃していました。
次大会は入れ替え戦からの出場になりますので自身2度目の優勝に向けて頑張ってほしいですね。

青井梨佳選手はJapan Ladies参戦6大会目にして早くもLadies8入り
今後、新たな時代を築いていくのか、要注目の選手です。

※.ロビンから参加となった選手については予選順位と予選でのPPD、MPRを括弧書きで載せてます。

順位選手名PPDMPR
15019
川上 真奈
32.793.89
25009
今井 琴
33.93.82
45002
岩田 夏海
36.43.91
4(16)5010
千葉 香純
32.36
(26.97)
3.58
(3.66)
8(2)5004
佐藤 かす美
34.06
(36.05)
3.62
(4.09)
8(14)5024
岩崎 奈美
31.53
(30.11)
3.76
(3.7)
8(36)5016
西口 小百合
30.59
(30.03)
3.56
(3.93)
8(89)5167
青井 梨佳
26.93
(25.26)
3.22
(2.93)

ピックアップ選手

本項目ではLadies8入りとはならなかったものの今後の大会での飛躍を期待させる選手をピックアップします。

山口祐理子選手
Japan Ladiesで何度も優勝経験のある山口選手
予選MPRは脅威の4.58、PPDも36.44と申し分なく、当然の予選1位通過
最後の優勝は2016年度ですが、今回2017年度ぶりの優勝となった川上選手のように久しぶりの優勝を見せてくれそうな数字を残しています。

岡嵜知実選手
予選PPD28.93、MPR4.3と特にMPRが優秀な選手です。
まだLadeis8入りの実績は無いですが十分にLadies8入りを狙える選手です。

二ノ宮梨花選手
予選PPD32.21、MPR3.36と非常にバランスの取れた選手です。
MPRは上がり幅が大きい分予選スタッツが飛びぬけるような選手が毎大会何名かいますが、PPD30オーバー、MPR3オーバーをきっちりと残せるのは重要だと思います。
Ladies8で活躍するにはもうひと伸び必要だと思いますが、今年度から参戦している選手のようですので伸びしろは十分です。

ピックアップロビン

本大会で注目のロビンをピックアップします。

Board113

BoardアベレージPPD30.16、MPR3.4とかなりレベルの高いロビンです。
予選落ちとなった炭屋選手もMPR3.42とかなりのハイアベレージを残しています。

順位選手名勝ち数負け数Leg差PPDMPR
24大杉 愛華40631.343.87
30宮脇 実由31537.973.6
83野原 望22026.773.05
121炭屋 奈々美13-330.83.42
175日野 優子04-825.83.19

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