絶対に上手くなるBULL練習法

コラム

ダーツの基本中の基本であるBull

おそらく殆どの方は日々の練習でもBullに1番投げているのではないでしょうか?

みなさんは練習の時にどのような意識で投げていますか?

黙々とカウントアップで投げ続ける?フォームを確認しながら投げる?

1番多く練習するBullだからこそ、これから紹介する2STEPを意識して練習することでもっと上達すると思います

また、本記事の内容はyoutubeにもアップしております

youtubeでは「初見でも分かりやすい」をテーマにキャラクターの掛け合いを交えて解説していますので、もしよろしければそちらも見ていただけると嬉しいです

※. 本記事は筆者の経験を基に書いています。練習法やダーツへの考え方は人それぞれなのでみなさんの引き出しのひとつ程度にしていただければ幸いです

STEP.1

まずはSTEP1

カウントアップでBullに投げましょう

ここで重要なのはBullを狙わないことです

Bullを狙わずにBullら辺に投げることを意識してください

狙いではなく身体の動きでBullに入れる感じですね

狙いはアバウトでもちゃんとした位置に立ち、しっかりリリース出来ればBullに入ります

ここではBullに入る身体の動きを身体に叩き込みます

狙わずに無意識に投げてるフォームで、ある程度Bullに入るようになる事が重要です

Bullを外してもBullら辺に飛んでたらOKです

Bullを外した時は目線ではなく身体の動きで調整するようにしてください

例えば、下に垂れたら腕を早く振ろう、上に飛んだら腕を遅く振ろうみたいな感じです

どうしてもBullを狙ってしまう方にはBullをぼんやりと見ることがおすすめです

この感覚で投げ続けて自身のカウントアップの平均より150点ぐらい高い点数が出たら、現時点でかなりフォームが仕上がって来ています

そうしたらSTEP2に行きますしょう

STEP.2

STEP1ではBullに投げるフォーム作り、Bullに投げる身体の使い方を覚えたかと思い

STEP2ではブルを狙って投げます

ただ、ここで狙うのはインナーブルです

ゲームはカウントアップでもOKですが、インナーブルが得点として反映されるゲームがおすすめです

ライブ2だとイーグルズアイ、ライブ3だとセンターカウントアップですね

初心者の方にはインナー狙いはかなり難しいと思いますが、そんなにバンバンインナーに入れろとは言ってないので安心してください

1ゲームで自身のレーティングの3分1ぐらいの数インナーに入れればOKです

レーティング5の方なら1、2本

レーティング10の方なら3、4本です

それぐらいなら行ける気がしませんか?

また、アウターブルもSTEP1の時と同じぐらいの数は入れましょう

ここで重要なのはSTEP1と同じ投げ感になる事を意識して投げてください

このSTEP2ではSTEP1で作った「ブルに入るフォーム」で「ブルを狙う」練習です

ここでパフォーマンスがSTEP1と変わらないかパフォーマンスが上がる人は問題ないですが、パフォーマンスが下がる人は問題です

インナー狙いをする為、力み等からSTEP1で作ったフォームが崩れてきています

試合では勿論勝ちたいので良くターゲットを狙いますよね?

そのため多くの方は試合ではSTEP1では無くSTEP2の状態なのです

練習では打てるけど試合では打てない人、これはメンタルや緊張ではなく、普段のフォームと狙いの付け方のギャップが原因です

ちなみに筆者も狙いを付けすぎるとどうしてもフォームが固くなり指先だけで合わせようとする癖が出てしまいます

目先のターゲットに何とか入れることが出来ますが、長い目で見るとやはり安定しません

インナー狙いは少々極端ですが、普段の練習からとにかく狙いを付けて投げる。そして限りなくSTEP1のフォームに近付けることを意識することで、フォームと狙いの付け方のギャップが少しずつ埋まってくると思います

また、STEP2であまりにも違和感がある状態で投げ過ぎるとフォームを崩す原因になりますので、上手くいかない場合はSTEP1に戻ってください

練習への取り入れ方

練習のローテーションはSTEP1から始め、自身の平均より150点位うえの点数が出たらSTEP2へ、STEP2で自身のレーティングの3分の1程インナーブルに入れつつ、STEP1と同じ程度アウターブルを捉えたらSTEP1

STEP1、STEP2を交互に行うことで飛ばすフォームと狙うフォームのブラッシュアップが出来るのでおすすめです

また、余裕があるならSTEP1、STEP2でそれぞれ自身のフォームをそれぞれ動画に取って欲しいです

多くの方は試合ではSTEP2のフォームで投げています

それを認識しフォームを見比べることで新しい気付きがあると思います

この記事を通してみなさんのブル率が少しでも上がれば幸いです

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